| DEAR 星野様 |
03.6.27
| 親愛なる星野監督様へ 突然のお手紙をお許しください。 私は今でこそ地元ということもあり、また家庭平和のためということもあり、 家族揃ってダイエーホークスを心底応援しておりますが、 実は学生の頃からセリーグでは完璧阪神ファンの一人です。 今日はその私の苦悩を聞いてください。 星野様、あなたが笑顔で表紙を飾っている「タイガースカレンダー2003」を 昨年12月、出張の際に本場大阪で買い求め、私は家に隠し持っていました。 そして正月を迎え、実家でリフレッシュして帰ってきた妻の機嫌のいいうちにと 頃合を見計らい、意を決して今年最初の家族会議でこのカレンダーを今年一年 我が家のリビングルームに飾ることをやつらの前で堂々と宣言したのです。 するとどうでしょう。 「あんた・・・もう一回私を実家に帰らせるつもり?」 と巨人ファンの妻に罵られ、 「阪神メチャ弱いし」 と息子たちには白い目で見られる始末。 結局今はこうして私の屋根裏部屋にひっそりと飾られ、 一月の今岡選手から12月の桧山選手まで、一枚も破らずに、 それどころか折り目もつかないよう気をつけてめくりながら 私だけの楽しみとして眺める日々を過ごしています。 その妻が最近言うのです。 「あのカレンダー大事にしてる?」 「は?」 「一枚も破らずに大事にとっといたほうがいいよ。」 「・・・なんで?優しいなあ。」 「今年の阪神強いや〜ん、絶対優勝するよ〜」 「えへへへ〜〜、お前もそう思う〜?」 「優勝したらあれ売れ」 「へ?・・・」 「阪神はめったに優勝せんからあのカレンダー 高値で売れるぞ。一枚も破らんでとっとけ。 そしてオークションに出せ」 「・・・・」 「そしてその金でなんかご馳走しろ」 「・・・・・」 監督、うちの妻、中村ノリよりむかつくっしょ? こんな妻をとっちめるために伊良部さんを一日貸してください。 「ボクは一番カルビがいい!」 「シューは浜太郎がいいな〜」 わからないでしょうがとなりで息子たちが地元の居酒屋の固有名詞を 出して無邪気に騒いでます。 こんな息子たちの根性叩きのめすためにOBの川藤さんを派遣してください。 でも大丈夫。狙われたカレンダーの保管場所をまた考えます。 安心して優勝に向かって邁進してくださいね。 ボクも妻に、ネバーネバーネバーサレンダーです。 ・・・・・・・多分。 (おしまい) |
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